1: 風吹けば名無し 2018/09/24(月) 10:14:03.12 ID:FMnWYPwy0
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今春、重度脳性まひの中学男子生徒が、夜間定時制の神戸市立楠高校を受験、受験者数が募集人員を下回る定員割れだったのに不合格となった。
兵庫県淡路市の権田祐也さん(16)。県内の公立高校入試でただ一人の「定員内不合格」だった。卒業後の行き場を失った祐也さんは、楠高校内にある識字教室に通うが、「高校生になりたい」という思いは消えない。障害者の定員内不合格は全国の高校で相次ぐ。
共に学ぶとは何かを考える。
祐也さんは身体障害者手帳1級の最重度で、自ら体を動かせず全面介助が必要だ。話すことができず筆記も取れないが、「はい」「いいえ」の意思表示はできる。
増住さんは選択肢問題ばかりのプリントを作り、一対一で教える。「教える側に彼とつながろうという意識さえあれば、通じ合える」と手応えを感じる。
祐也さんは障害のない子と一緒に地域の学校に通った。
小学校のマラソンでは、級友が交代で彼の歩行器を押して走った。中学では野球部に所属。
背番号をもらい、最後の試合は円陣の中心に入った。みんな嫌な顔ひとつせず、流れるよだれを拭いてくれた。彼らが自然に接することができるのは、幼い頃から地域で共に成長してきたからだ。
祐也さんも友達から刺激を受けて伸びてきた。
3桁同士の掛け算の筆算も解けるようになった。友達と同じように、高校へ行きたいという気持ちが芽生えた。代読・代筆者を付ける入試に備え、「はい」なら声を出して大きくうなずき、「いいえ」なら黙って首を横に振る訓練を重ねた。
今春、重度脳性まひの中学男子生徒が、夜間定時制の神戸市立楠高校を受験、受験者数が募集人員を下回る定員割れだったのに不合格となった。
兵庫県淡路市の権田祐也さん(16)。県内の公立高校入試でただ一人の「定員内不合格」だった。卒業後の行き場を失った祐也さんは、楠高校内にある識字教室に通うが、「高校生になりたい」という思いは消えない。障害者の定員内不合格は全国の高校で相次ぐ。
共に学ぶとは何かを考える。
祐也さんは身体障害者手帳1級の最重度で、自ら体を動かせず全面介助が必要だ。話すことができず筆記も取れないが、「はい」「いいえ」の意思表示はできる。
増住さんは選択肢問題ばかりのプリントを作り、一対一で教える。「教える側に彼とつながろうという意識さえあれば、通じ合える」と手応えを感じる。
祐也さんは障害のない子と一緒に地域の学校に通った。
小学校のマラソンでは、級友が交代で彼の歩行器を押して走った。中学では野球部に所属。
背番号をもらい、最後の試合は円陣の中心に入った。みんな嫌な顔ひとつせず、流れるよだれを拭いてくれた。彼らが自然に接することができるのは、幼い頃から地域で共に成長してきたからだ。
祐也さんも友達から刺激を受けて伸びてきた。
3桁同士の掛け算の筆算も解けるようになった。友達と同じように、高校へ行きたいという気持ちが芽生えた。代読・代筆者を付ける入試に備え、「はい」なら声を出して大きくうなずき、「いいえ」なら黙って首を横に振る訓練を重ねた。
【【悲報】話すことも出来ない重度脳性まひの中学生が定員割れの高校に落とされ親子ともに涙が溢れる 】の続きを読む