おんJ

    1: 名無しさん@おーぷん 2017/05/20 16:34:01 ID:enz
    ◆式辞に歌詞引用、著作権料を 京大HP掲載でJASRAC

    昨年ノーベル文学賞を受賞した米歌手ボブ・ディランさんの歌の一節を、京都大の山極寿一総長が取りあげた4月の入学式の式辞について、日本音楽著作権協会(JASRAC)がウェブ上に掲載した分の使用料を京大に請求していることが18日、関係者への取材で分かった。
    ディランさんの楽曲を管理するJASRACは「個別の事案のコメントは差し控える」、京大広報課は請求された事実を認め「根拠の詳細を知らされていないため、特に対応していない」としている。

    式辞は京大のホームページで閲覧できる。
    山極総長は、京大の学風につながる「自由な発想」に関する説明の一環でディランさんの歌「風に吹かれて」を紹介。「答えは風に吹かれている」などと歌詞の一節を引きながら、常識にとらわれないことの大切さを説いている。
    ディランさんの歌詞は日本語訳を含め、式辞全体の1割弱を占める。式辞の最後には、ディランさんの歌の出典が記載されている。

    京大によると、約1週間前にJASRAC関係者から、許諾の手続きを求める電話があった。
    回答期限は示されなかったという。

    京都新聞の取材に対しJASRACは「一般論として、ウェブ上にある音楽著作物には利用手続きが必要となる」と説明。
    商用目的でなくても、歌詞を印刷できる仕様でウェブ上に掲載すると、1回の閲覧につき数十円が必要になる場合があるという。

    文化庁によると、大学の入学式式辞をウェブ上に掲載することは、著作物を複製する条件が緩い教育目的とは見なされない。
    しかし文章全体の内容の上で、引用する必然性があることなどの条件を満たせば「引用」と認められ、許諾なしで使用できる。
    ただ「引用の明確な基準はなく、個別の事例ごとに判断するしかない」とする。

    ■「引用」議論になる可能性も

    著作権問題に詳しい岡本健太郎弁護士(東京弁護士会)の話 
    JASRACが踏み込んだ対応をしたという印象を受ける。
    ウェブにある式辞を見ると、引用部分とそれ以外が明瞭に区別され、ボブ・ディランさんの歌詞よりも山極総長の発言の方が多い。
    出典の記載もある。
    掲載されたのが大学の入学式の式辞という点を考慮すれば、引用と認められるのではないか。ただ引用と認められるためには、ほかの大学でのウェブ掲載の事例なども参考に「公正な慣行」と見なされることも必要となり、こうした点が議論になる可能性はある。

    写真:時に節を付けて歌いながら、入学式の式辞でボブ・ディランさんの歌詞を取り上げた山極総長(4月7日、京都市左京区)
    http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2017/05/20170519003219sotyo.jpg

    http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20170519000004
    【JASRAC「たとえ商用目的でなくても歌詞をネットに掲載したら1PVにつき数十円請求する」】の続きを読む

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